白神なび

白神山地ガイドの山田良幸

ガイド山田良幸

ガイド山田が語る白神山地の魅力

十二湖をガイド

「白神山地には何かがあるわけではないんです。逆です。白神山地には何もないんです。そしてそれが魅力なんです」と山田は白神山地について独特の表現で語った。『何もない魅力』とはいったいどういうことか? 「つまり白神山地にあるのは自然だけで、それ以外のものはない。だからこそ世界遺産として保護されているわけです。手づかずの自然を目で耳で鼻で体全体で、存分に堪能して欲しいですね。これに尽きます」山田が伝えたい魅力は白神山地の生身の素晴らしさらしい。そしてもう一言つけ加えた。「人込みに疲れて、人のいないところに行きたい!という願望をお持ちの方も、白神山地はうってつけですよ」

ガイド山田のイチ押しスポット

二ツ森のブナ林

山田がオススメの場所について教えてくれた。「オススメというか、私が大好きな場所があるんですよ。それは二ツ森のブナ林です。しかもただのブナ林じゃなくて、もやのかかったブナ林なんです。とっても幻想的な光景ですよ」山田が言うとおり、無数のブナたちがガスでおおわれると、白神山地はよりいっそう神秘の森となる。「だから霧が出ていい景色が見えなくても運が悪いわけじゃない。むしろ運がいいのかもしれない(笑)」

ガイド山田と留山トレッキング1

留山トレッキング

案内人の山田良幸はいい意味でクセのあるガイドだ。白神山地について彼が語るとき、その切り口に驚きと新しさを覚える。滑らかな語り口に引き込まれ、クセ者という当初の印象がやがて好感に変わっていく。

ガイド山田と留山トレッキング2

留山の巨木

ブナの幹の話が印象深い。彼はブナの巨木の幹を指差し、そこに刻まれた皺を見ろと言う。「この幾重もの皺は、頭上の枝葉の重みを支えることによって長い時間かけて刻まれたものです。この山を支えてきた証なんです」と。厳然たる白神山地の営みを、幹の皺で観光客に伝えるという離れ技だ。

ガイド山田と留山トレッキング3

留山の案内

そして彼は山道でしきりに振り返り声をかけてくる。一見、足元や頭上への注意を促したり、草木の説明をしているようだが、実は観光客が何を求めているのかを探っているようだ。彼が望むことは、白神山地を体感した人に満足して帰ってもらいたいというただそれだけ。観光客が何を求めているのか、素直に訊かないのはやはりクセ者だからだろう。

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